結果は正直良くはなかった。
ヒラタは70オーバー未採集、キンオニ、チョウセンも成虫を確認することはできなかった。
奄美やオオクワでちょっと結果が出たくらいで驕り高ぶっては行けないのである、改めて真摯に採集に向き合うことの大切さを学んだ。
また、今回の遠征で痛感したのは樹種を正確に見分けることの大切さである。
沖縄の時もそうだったが、タブとホルトノキの違いはいまだにあまりわからないし、ハルニレがあっても近くにクヌギやコナラがあれば確認を後回しにしたり、そもそもスルーしたりということが多々ある。
本州の固定観念に囚われすぎのように感じる。
「可能性のある樹種は全て確認する」くらいの気概で初めての場所は挑んでも良いかと思う。
対馬に関しては都会なのは厳原近辺のみで、あとはかなり山道が多かった。コンビニも中心街に二つしかなかった。
上県と下県の移動もかなりキツく、日帰りぶっつけ本番で結果を出すというのはかなり大変であった。
その辺りの下調べも今後に活かして行ければと思う。
遠征全体を通して良かった点としては、一応毎日クワガタを確認できたこと。まあ対馬ほど個体数の多い島なら当たり前なのかもしれないが。
あとは虫以外にヤマネコ施設やご当地グルメなど、その地にしかないものを満喫できたことは良かったと思う。
総合的に見て非常に充実した遠征であった。
来年はどこに行こうか、徳之島で一気に未採集亜種をクリアするか、伊平屋でノコを目指すか、はたまた西表でコクワ修行にいくか…
次の計画を考えるだけでもワクワクする、この気持ちを大事にしていきたいと思う。
来年の話をしたが、今年も秋にもう一つのやまねこ島に修行しに行く予定だ、来るべき日に向け、体力もつけておかなくては。
ぐだぐだとまとめにならないようなまとめを書きましたが、本遠征関連記事を読んでいただき、ありがとうございました。
採集出撃回数は減りましたが、ブログ更新する時間は増えたので飼育個体についてなども頻繁に更新していこうと思います。
これからもよろしくお願いします。
対馬の素晴らしく綺麗な海での一枚。
完。